当サイトを運営している、私の株式投資の経歴について書いてみます。
株式投資に興味を持ったきっかけ
株式投資に興味自体は20代後半くらいから持っていました。
しかし、具体的にするのが、はじめたら良いタイミングがいつかということがわからないのと、20代のうちはそれほど預貯金が多くあったわけでもなかったのもあり、実際に口座を持つということはありませんでした。
ウォーレン・バフェットさんに関する本も買ってみたこともあったのですが、20代のうちは読んでもピンときませんでした。
それから30代になり、仕事をしていて資産も少し増えたのですが、何となく投資をするということについて、恐怖があるというか、減ったら怖いという意識がなかなか外れず、思い切って投資を始めることができませんでした。
はじめての投資信託
それから、お世話になっている先生の勉強会で、信託銀行の支店長の話があり、銀行にお金を預けていれば利息がつかない上に、これから日本はインフレが進んでいくので、現金で貯金をしておくのは駄目だと言う話がありました。
それで、その先生の紹介もあり、その信託銀行の支店に口座を開設してみたのですが、商品で何を選んだら良いか分からず、適当な投資信託商品を選びました。
私も自分の選択に確信が持てなかったので、金額は10万円だけ投資しました。
しかし、やはりあとで勉強した今だからこそ分かることですが、世の中で言われているように、通常の投資信託は手数料が高く、目に見えたリターンは得られませんでした。(結果、3年ほど運用して、5%ほどの利回り(+5000円)という寒い結果でした・・・)
iDeCoとの出会い
iDeCoをはじめたことで、私の投資に対しての認識が変わります。
iDeCoを始めた理由は、私は会社員でなく個人事業主だったのですが、確定申告をする上で税金が高いので、何とか節税をできないかということで、iDeCoをはじめてみることにし、そこではじめて目にしたのがインデックスファンドのオールカントリーでした。
この銘柄を選んだことで、私の投資人生がスタートしました。
最初に選んだ投資信託とは違い、始めた時期がちょうどコロナショックで株価が下落した直後だったのもあり、利回りがすごいスピードでついていきました。
これに味をしめたのもあり、また、それから資産運用や株式投資に関する本をたくさん読んだりして知識を身につけ、NISAを始めた他、米国株を中心とした投資を開始しました。
今から考えれば遅すぎるスタートですが、それでも始めないよりは良かったです。
ちなみに、投資に関してはウォーレン・バフェット氏の投資方法を勉強し、彼の書籍を多く読んだ他、他にも色々と本を読んで勉強しました。
何より投資関係の本では、今でこそ良著が多くありますが、当時はウォーレン・バフェット氏の本くらいしか分かりやすく、さらに説得力のある本はなかったのです。
FRB利上げ開始
私が本格的に米国株に投資を始めた後、順調に株価はしばらく上がっていきましたが、そこで米国のインフレが問題になりはじめ、FRBが利上げを開始します。
これまでの短期間の1年ほどに、私は資産の半分ほどを米国株を中心に投資していました。
そこでFRBに利上げによって起こったことが、円安と、米国株の株安です。
私は資産の多くを米国株に投資していたことで、円安の進行における恩恵は大きく得ることができたのですが、株安における打撃を大きく受けてしまいました。
しかし、現在の状況からいうと、それでも現金で保有していることに比べると、米国株を中心に投資をしていることは正解でした。
それから利上げは一旦停止し、米国の景気の落ち込みもそれほど大きくはなく、利上げに対して、リセッション入りを避け、ソフトランディングの可能性も出てきたと言われています。(ただ、これは今後の展開次第なので、あくまで2023年末時点での見解です)
現在は、株式投資を開始してから数年で、利回りとして30%ほどは得ることができているので、もっとこうしておけばよかったというのはありますが、上々の結果と言えるのではないかと思います。